東方虚刀典:Remake ―――人類に絶望したら、期待するしかないではないか。
人間とは脆く儚いものである。運命のいたずらに翻弄され失っては得る。
故に現世の一喜一憂など所詮水泡の様に容易く壊れるもの。
だからこそ人は責任と期待と狂気を持ちえる生き物である。
人生とは移ろうものである。であるからして―――人道を外れるのは容易である。
忠誠と愛もまた、狂気の裏返しでしかない。
※昔、小説家になろうにて連載していた東方虚刀典のリメイクです。
昔書いたものを今の趣味や腕前で書いたらどうなるか、という発想で再び書いてみました。
具体的な変更点は神様転生要素の排除、刀語要素の排除で、1話時点から大幅な変更が加えられています。
リメイクというより完全書き直しと言う方が近いと思われます。
作品紹介より。
神話の時代、都に一人の少年があった。
何者にも反応せず、ただ滅びを待っている存在。
そんな彼に声をかけたものがいた。
そこから、彼の時間は動き出す。生きる意味を見つけ、恩を返すために。
リメイク前のを読んだことあるが、なろうのテンプレ的な作品だったはず。
それがあら不思議、すごく面白い作品になっているじゃありませんか。
元作品の面影が殆ど無い。ほぼ完全な書き直し。
人の成長をまざまざと実感できる作品。
ほんとに変わるもんだわ…