ブリタニア竜騎譚かつてカンブリアに一頭の赤き竜がいた。
敵との戦いにより、息絶えた竜はいずれ来る災厄から国を守るために転生を果たす。
やがて数百年後、人の姿を得て蘇った竜はログレス王国の王子アウロ・ギネヴィウスに協力し、
彼を王位につけることを決意する。
アウロ・ギネヴィウスは私生児である。
それ故、彼は他の王位継承者たちから虐げられていた。
しかし竜であるカムリとの出会いを経て、アウロは自らの野心に従い王の座を目指す。
連合王国を構成する国の一つ、ウェールズがモデル。
アーサー王伝説などを下地にしつつ、魔法や竜の存在を上手く絡ませている。
人外ヒロインの成上り物。ファンタジー世界の近代の話。
機龍の発明で空の支配者が竜騎士から機甲竜騎士に変わった時代。
その中で伝説の存在は、どのように主人公に力を貸すのか。
ファンタジーの皮をかぶった航空戦記。