幻想の大樹幻想郷で突如として目覚めた彼はただそこにいるだけだった。
特に異変が起こるわけでもなく、謎が深まるわけでもない。
だけどいろんな人妖とふれあって彼は様々な想いを巡らせていく。
そんなお話。
人里近くのとある森。その森には遠くからでも見ることのできる大樹がある。
彼はしゃべることはできないものの、心優しい森の守り神様。
暖かい彼を慕って多くの人妖が集まる。
主人公は動くことのできない大樹。故に場面は彼がいる森の広場。
その場所で起こる素朴な出来事を彼の視点で描いている。
のんびりほのぼのした作風。
守り神様が見守る人妖の交流模様。
幻想郷の優しい日常を描いた物語。