助けて! Gooogle先生!!メタボリックな生活が災いして享年三十余年。グッバイ前世。ハロー今生。
現代知識でチートしてやろうではないかと思いきや、現実問題、実用段階の知識なんて持ってませんでした。
ニトログリセリン?どうやって作るのよ?ジャガイモって何処にあるの?
透明ガラスの作り方?炭素鋼の作り方?そんなの知らないよ僕。
だがしかし、天は私を見捨てなかった。生まれは王族というチート職業。
そして兄や姉はチートレベルの異能持ち、さぁこいチート異能よ我にも宿りたまへ……
やっぱり天は我を見捨てました。異能をくださいませんでした。
そして残念王子として避暑地に軟禁された我。
このまま僕は腐って死んでいくのだろう、そう思い日々を過ごす中、
天は見捨てたが、Gooogle先生は私を見捨てていなかった!
時代を重ね、サービスを拡充した先生はまさにデウスエクスマキーナ!!
さぁ私の時代の始まり、いや、先生の時代のはじまりだ!!
見ていろ異能者ども!!先生の御力の前に貴様等は平伏すのだ!!
異世界との融合で文明が崩壊。人々は新たな環境に適応し、加護という異能をもっていた。
その中で転生したせいなのか加護を得られなかった主人公。
その代わりに得られたのは何でもありとかしたインフラのユーザー権限だった。
他世界種との生存競争が主だが、王族故か主人公がなかなかにゲスい。
もちろん人間同士の政争なんかもバッチリ。何でもありの先生が本当に万能すぎる。
現在第二部まで完結。