王族に転生したから暴力を使ってでも専制政治を守り抜く!「王家に生まれても次男じゃダメじゃん! ……よし、王位を簒奪しよう!」
傭兵として死んだ後、うまい具合に支配者階級へ転生したまでは良いものの、
このままだと王にはなれないと気付いたヴェルナー。
折角の第二の人生、折角の王族だから、やりたい放題生きる。そ
の為には暴力も辞さないし、多少は荒っぽくても専制主義の政治体制が普通な世界だから大丈夫。
富も女も手にしたいなら、権力奪取が手っ取り早い!
プラスティック爆薬を生み出せる変な能力を手に入れて、権力の奪取と維持に邁進するヴェルナーという男の物語。
頭の硬い父王と好き勝手する長男のせいで国には不協和音が響いていた。
支える貴族も腐臭が漂っている中、自分が権力を握りたいために周辺工作を進めていく。
プラスチック爆弾という便利すぎる爆弾を自由に生み出して起爆できる能力を秘匿。
発破解体や爆殺陽動なんでもござれ。だけど、力だけでうまくいくわけもなく。
あくまで自分の欲望のために動いていく主人公が特徴的。