Dies irae -Seltsam Gesetzwidrig-ほんの少しだけ在り方が変わったシュピーネが、シャンバラの動乱を駆け抜けるお話。
※本作は原作をプレイされている方を対象に話が構成されています。
俗に言う原作イベントはほぼ全てカットして描写で軽く示唆する程度なので、
プレイしていない方には話の流れや構成が非常にわかりづらいものとなっています。
要するに原作プレイ超推奨。
黄昏の女神を強襲した外道畜生は守護者たちの奮戦により退けられた。
しかし、座は再び水銀が握り永劫回帰が蘇る。
外道畜生の発生因子を徹底的に潰した影響か微妙な差異が生じ始めた。
大筋ではツァラトゥストラがゾーネンキントを選ぶ。
しかし、真に注目するべきなのはそこではない。
那由多の果てまでの繰り返しでも絶対に変わることのなかった彼の運命。
第二のスワスチカを開くはずの彼が生き延びたことこそ、最も大きな変化なのである。
凄まじく珍しい本編の二次創作でなんとシュピーネさんが活躍する作品。
非力なのは変わらずだが、ドラマCDで見せた策士っぷりを遺憾なく発揮する。
どのような結末を迎えるのか非常に先が気になる作品。
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