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ハリー・ポッターは邪悪に嗤う

ハリー・ポッターは邪悪に嗤う

ハリーの性格改変物です。


ダーズリー一家に預けられて性格が歪んだハリー・ポッター。
やがて絶対に復讐してやると黒い決意を持って計画をねっていたらホグワーツの入学許可書。
敵の惨めな姿に萎えて入学するがそこで彼は新たな敵に出会う。

ところどころで見られるJOJO成分がいいアクセントに。
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通りすがり
そういえばハメのハリポタ二次ですが、管理人さんがタッチされない間に幾つか傑作が生まれてるので、折角ですから紹介させて頂きます。

なお、どの作品も長編で絶賛連載中の非エタ作ですので、
時間がなくてもエナドリ片手に三徹して読みきって下さいね(^o^)


・ショーン・ハーツと偉大なる創設者達
立ち位置でいえばフレーバー的な設定でしかない、
ホグワーツ創設者四人の幽霊に生まれながら取り憑かれている、オリ主の原作再構成ものです。
今回紹介させて頂く中で最もオリジナル力が強いですが、終始物語性に富んでいて
台詞回しや文章のあちこちからセンスを感じる傑作です。
全体的にコミカルな雰囲気ながら、伏線・未回収の伏線が随所に散りばめられており、何回読んでも楽しめました。
ただ先にも書いた通り独自設定が非常に多いので、
ハリポタ二次というより、ハリポタの世界観を借りたオリ主の物語、という見方で読んで頂く方がより楽しめるかと。


・ドロホフ君とゆかいな仲間たち
死喰い人の中でも大幹部に数えられる、アントニン・ドロホフを父に持つオリ主がホグワーツに入学するところから物語が始まります。
ハリー入学8年前で、こちらは現在開示されているハリポタの設定をフルに行使した正統派のファン・フィクションといったところでしょうか(ただしオリキャラは多い)。
特筆すべき要項として、主人公や周りを固めるオリヒロ軍団の境遇が中々に凄惨で、
二次創作界隈でよく軽んじられるヴォルデモートの残忍さ・恐ろしさを深く掘り下げているのがチェックポイント。
上で紹介したままだと不穏に感じられたかもしれませんが、
本作を私が簡潔に表するなら、「ネクラなチートオリ主が過去を乗り越えて成長するときめきメモリアル」になっちゃうから不思議ですね。
ちなみに私が今まで読んできたハリポタ二次で一番面白いと評価しています。


・ダリアの歌わない魔法
ハリポタ原作者の方が別で書いてるというシリーズ世界出身のオリ主が、ひょんなことからハリポタ世界に家出する、そんなあいとゆうきのおとぎばなし。
ジャンル的にクロスオーバーですが、一方のシリーズを知らなくても楽しめる部類です。
本作最大の見所は、生意気で自信過剰で努力家でコンプレックスの塊で思春期の美少女オリ主が、調子こいて七転八倒するサマをニヤニヤ眺める点といえましょう。
スリザリンの脇キャラがイキイキとしてて、何よりオリ主がかわいい(ここ重要)ので、読んでいてストレスが感じられません。これもまた傑作。


・Game of Vampire
最後に紹介しますのは、界隈では何故かわりと見かける東方とハリポタのクロスオーバージャンルの大長編です。
本作のエポックメイキングなポイントは、メインを張るオリ主含む東方キャラのいずれもが、ハリポタ陣営と同一の世界出身なところ。
つまり非来訪ものですね。
勿論ハリポタ陣営に比べると戦力比がインフレ掛かってますが、物語が破綻するようなチートではないところ。
しかしこのさじ加減が微妙で、本作の長所でもあり欠点でもあるのが悲しいところですね。
(少しネタバレすると、東方勢が介入しても原作の歴史は大して変わりません)
今回こうして紹介した中でも屈指の大々ボリュームで、佳境といえどもまだまだ終わりが見えなく、かつ更新頻度も早く、文章も簡素ではないという読み応えある傑作です。
[ 2019/02/26 21:11 ] [ 編集 ]
Re: 通りすがり
多くの作品ありがとうございます。
時間を作って読んでみます。
[ 2019/02/26 21:55 ] [ 編集 ]
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