決戦世界のダンジョンマスター

決戦世界のダンジョンマスター

――気が付けば暗闇の中、飾り気のない石の椅子に座らされていた。
　
　深山　夏雄（ミヤマ　ナツオ）はダンジョンマスターとなった。理由は定かではない。
　自然洞窟に接続されたダンジョンは、まともな生活すら望めない荒れた場所。手を入れねばならないが、現代日本人には酷な話。
　自分でできないならば、モンスターにやってもらえばいい。おっかなびっくり、モンスターカタログを開いてみるが……。
　敵モンスターの襲撃。呼びたいモンスターと召喚コストの問題。ダンジョン改善活動。
　難題は山積み。癒しはモンスター配送センターの受付嬢と、なついてくれるコボルトのみ。
　
　――敵を倒せ。コインを稼げ。新しいモンスターを召喚しダンジョンを強化しろ。
　
　これは、一人の青年がダンジョンマスターとなる物語である。

やる夫スレ作者のババコンガ ◆Ff7nWZGtsoさんのなろう作品。
創作のベテラン勢だけあって各種色々なバランスが良くて読んでて面白かった。