盾の勇者の成り上がり盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。
冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。
他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。
暇を持て余し図書館で読書をしていた時、暇つぶしにある本を読んだ。
それは4人の勇者の活躍を描いた古い本。
読んでいたら眠くなり、異世界に誘われた。
そこで待っていたのは地獄の一言だった。
云われのない冤罪。人々からの心なき言葉。
人間不信に陥りながらも心許せるものを見つけていく。
ろくな支援を受けられない。それは彼の自立を即すことになった。
前半は主人公が嵌められ、謂れ無き罪に陥れられる。
仲間を見つけても、奪われようとされどん底に。
その展開が終わるのが21話。そこから徐々にだが信頼を取り戻していく。
以前紹介した
ディメンションウェーブのプロトタイプの作品。
こちらのほうがシリアス。商人としての富を築いていく場面も。
展開に無理が無く、物語が引き締まっているので読んでいてダレない。
個人的にはディメンションウェーブよりこちらの方が好み。
でもそろそろどんでん返しがあってもいい頃だと思う。
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